カミナリ (6)

今日も鍼灸院から帰ってからずっと雷について考えていました
僕が一昨日に書いたことについて書きます

しかし、かなり自信のある答えを見つけられたものがあります
なぜ光るのか、ということです
それは、電子が通る大気が絶縁体だからだと思います
ものすごい電圧によって絶縁破壊ということが起こるようですが、
絶縁体というほど抵抗が大きいのでW=I2Rから考えると、
かなりの仕事になりますよね

「自信のある」と書いていますが、これは全く違うということに気づきました
この仮説はかなりおかしいことを述べています
僕は昨日、

つまり、いったん絶縁破壊した空気がまた絶縁体に戻ってしまうわけです
これでは同じところをまた電気が通ることは出来ません
今日これについて考えてみて、気づきました
原子の中に入っていなくても、電気を持たないことはあるんですね
それはプラズマの状態です

と書きました
雷は最初に通った道を何度も放電の道として使います
そして、その都度大きな熱と光を出しています
一昨日の仮説と昨日の仮説を合わせると、
光や熱は最初の先駆放電でしか発生しないことになります
なぜなら、
2回目の、帰還雷撃以降は、抵抗の小さいプラズマの中を通るからです
絶縁破壊をするから光る、というのであれば、
プラズマを通ったときには光らないはずです
こうなれば、一昨日の説がおかしいということは明らかです
ここで挙げた一昨日の説は、
昨日自ら覆した、もう一つの一昨日の説を前提にしている面があるので
前提が覆った以上、白の仮説でいるわけにはいきません


では一体、なぜ光るのでしょうか
今日は知恵袋にお世話になって頑張ってみたので、
今度こそ核心を突いた結論になるはずです
まず、電子が空気中の原子に衝突し、衝突電離を起こします
(帰還雷撃以降はこの過程はありません)
それと同時に、
衝突のエネルギーによって原子(陽イオン)の電子の並びが少し変わります
これによって原子(陽イオン)は励起状態になり、
元の並びに戻ろうとして、エネルギーを発散するために光を発します
広い意味で言えば抵抗は関係していますが、
抵抗が大きいために光るわけではありません
それどころか、
帰還雷撃の方が抵抗が小さくなり、電流が大きくなるので明るくなります
熱については、
同じく電子が原子(陽イオン)に衝突したときに、
原子(陽イオン)が運動エネルギーを得て、
活発にランダムな運動をするようになるために発生します
こちらも、帰還雷撃のほうが大きくなります


抵抗が一切関係ないわけではありませんが、
抵抗のせいで光や発熱が大きいというわけではなく、
電流の量に依存します


毎日仮説を立てていますが、毎日、自分の仮説を覆しています
そして、覆す度に真相に近づいているはずです
こうやってブログにその軌跡を載せてみると面白いものがありますね
考えが浅かったな〜っておもいます