第6回わかさあじさいマラソン

また1ヶ月ぶりのマラソン大会です
今回はハーフの部に出られるので、ハーフを走りました


実は前回の五木マラソンの直後に腰を痛めてしまったため、
練習する気が湧いてこず、体育の授業でしか走っていなかったので、
長い距離の練習は全くしていませんでした
腰はこの半月の間に少しは楽になったんですが、
痛む場所が何度か変わったので、全体的によくなったかどうかはわかりません
そんな中でハーフという長い距離を走るんですから、
当然、腰が悪化する、と周りからは反対されました


今回はお父さんがハーフに出ないため、
僕は最初から一人で自分のペースで走ることになります
実は今回初めて、自分の力だけでハーフを走るんです
そういう意味で、今回をのがしたくないという思いが強かったので、
周りの反対を押し切って走ることにしました
もっとも、
一番抑止力のある親はそれほど強くは反対していなかったんですけどね


去年のこの時期は、
新型インフルエンザが国内で感染し始めて、日本中がピリピリしてましたよね
その影響で、前回のあじさいマラソンは急遽中止になったんです
その時のゲストランナーがエリック・ワイナイナ選手だったんですが、
今回もワイナイナ選手がゲストランナーとして来てくださいました


そしてそのワイナイナ選手が僕たちハーフのスターターをしてくださいました
ワイナイナ選手は10kmに出場されたんですが、
僕が3kmあたりを走っていたときに、右側を颯爽と走っていくのが見えました
ハーフのランナーの声援に応えたり、
サービスをたくさんしてくださるので、トップではありませんでしたが、
かなり速いスピードでした
途中で、折り返してきた10kmランナーとすれ違うんですが、
ワイナイナ選手が現れると、ハーフのランナーの多くがそっちの車線に行って、
ワイナイナ選手とハイタッチをしてもらっていました
もちろん僕も同じようにハイタッチしてもらいました



折り返してから、知らないおじさん(55)から声をかけられました
走っていること自体楽しいんですが、
誰かとしゃべりながら走るというのはとても楽しいものです
しかもそこに見知らぬ人との出会いがあると、
走っていてよかったなぁと思います
で、そのおじさんとずっとしゃべりながら走っていました
ちなみにそのおじさんは、走ったあとは飲み会で半日飲むそうです
前回のハーフマラソンでは残り5kmぐらいからペースアップしたので、
今回も同じようにしようと思って走っていたんですが、
その頃になると逆にペースが落ちて、なかなかペースアップできませんでした
そして、残り2.5kmぐらいにある給水から、一気にペースが落ちてしまい、
おじさんにもついて行けなくなりました
それ以降もペースは落ちる一方で、どんどん抜かされていきました
終盤で抜くのは気持ちいいですが、ペースが上がらないととても辛いです
ゴールでは、すでにゴールしたおじさんがタイマーの横で待っていてくれました
記録は2時間を十数秒切るタイムでした
初めてのハーフのタイムを上回ることはできませんでしたが、
2時間以内に、楽しんで走ることができたのでよかったです


あと、心配されていた腰ですが、走り始めた直後は痛みましたが、
走っているうちに痛まなくなりました
普段こわばっていた腰がリラックスしたのかもということです


走り終わったあとには、ワイナイナ選手のサイン会がありました
僕も、大会のTシャツの裏にサインをしてもらいました
本当によくサービスしてもらえて、「今日はどうでしたか?」と聞かれました
それにしてもワイナイナ選手は日本語がうまいですね
思わず感心してしまいました
そのあと記念写真も一緒にとってもらいました
写真を撮ったお母さんにも「お母さんも走りませんか?」と声をかけていました


いろいろなことが重なって、とても楽しい大会になりました
次のマラソンは秋になると思いますが、
その時はちゃんと練習して、万全の態勢で臨みたいと思います