体験入学

今日、校区の小学校から6年生たちが体験入学に来ました
体験入学は1年生が主催するので、1年生との交流会などが行われます
また、1年生に連れられて2,3年生の授業の見学とかをしてました
僕のクラスは美術の授業で、僕らは結構わいわいやってたんですが、
小学生たちは硬直状態でしたw
それどころか案内役の1年生までそんな感じでした
1年生は周りが3年生だらけだということに緊張してたのでしょう


小学生が硬直してしまうのは仕方がありません
僕のときも僕を含めみんな硬直してました
行動は基本的に
いろんな学校の児童たちを混ぜた15人ほどのグループだった気がします
少なくともグループの半分以上は知らない人です
知ってる人がいない可能性も大いにあります
だから小学生たちは
知らない人が多いことと、中学校にいるという緊張から、全くしゃべりません


また、僕の頃は学校に悪い人がいたり、荒れていると聞いたりしていたので
上級生に目を付けられたりしないかとビクビクしていたような気もします
先輩の腹を立たせる=目を付けられる が成り立つので
小学生は、なるべく敬語を使わなければと緊張します
6年生ですから、小学校では最高学年です
普段、敬語を使う相手は基本的に先生しかいません
先生に対しても敬語を使わないときがある小学生にとって、
慣れない敬語ばかりで話すのは至難の業です
それに緊張が重なってしまえば、おそらく無口になるでしょう
何かきかれても小さい声で最低限のことしか言えなくなってしまいます
また、個人的にではなく集団に対して質問された場合には、
全員が牽制しあって、誰も口を開きません


緊張してしまうと、なかなか笑わなくなります
みんなが緊張して静かな中では笑いたくありません
先輩に対して笑ってはいけないなどと思っていると、
中学生のギャグに対して必死に笑いをこらえようとします
中学生はスベります。


きっと毎回そういうものでしょう
小学生は先輩の前で極度に緊張します
全く知らない環境に対して、間違った知識を持っていたりします
主催する側としては一番の悩みの種です
先輩の前でビクビクせずに、堂々としゃべってほしいのです
少々進行に支障が出たとしても、うち解けてわいわいやってほしいのです
「緊張したなぁ」という感想を持たれるわけにはいきません
淡々と進行していては緊張させてしまうだけなんですよね
小さい子供と接するとき、相手を緊張させないためには、
まず自分が緊張しないことが大切だといわれます
小学生や僕たちに対してでもそれは当てはまると思います
しかし、いくらハイな気分でギャグをいっても、
スベってしまうと気分は少し下がります
それが緊張を生むことは十分にあります
片方が緊張していると、良いサイクルというのはなかなか作れません
これって心理学の分野なんでしょうか
難しいですね