全中駅伝 - くまの日記

第１７回全国中学校駅伝大会が山口市で行われました
我が小浜第二中学校から、男子の駅伝チームが福井県代表として出場しました

うちの中学校は駅伝部や陸上部の駅伝チームといったものはなく、
野球部、サッカー部、陸上部、卓球部、バスケ部など、
いろいろな部活から速い人を集めてきたチームなので
駅伝専門のチームがある学校に比べると
今のチームの歴史はそれほど長くありませんが
他のチームに負けないくらい一生懸命に練習をしてきました
僕が夕方走っているときに駅伝の練習に遭遇したこともあったと思います

ですが
チームの主戦力になりつつあった大椿が
大会の２〜３週間前に部室の掃除中に事故で足の親指の骨が欠けてしまい
大会で走ることが出来なくなってしまいました
しかし、本人はかなり辛かったはずなのに、あまりそれを表に出さず
「笑顔でチームの力になりたい」
と言って、いつも笑顔を欠かしませんでした
山口へ出発する前日には
「自分は走ることは出来んからサポートとか応援しか出来んけど
応援の応援もしてください」
といっていました
全国で走るチャンスが出てきたというのに
直前に自らの故障で走れなくなるというのは本当に辛かっただろうと思います
それでも笑顔でいられるというのは心が強くて凄いなと思いました

大会

大会は３km×６区間の１８kmで
各区間とも、高低差３０ｍの芝コースの
「山口県セミナーパーク・クロスカントリーコース」を一周します
レースは何度か雪がちらつく寒い天候だったらしいです

小浜二中は６年ぶり１０回目という大会最多の出場回数で

チームの目標は「８位以内」でした

１区

石橋は、４８校中４０校が９分台のエースを投入する中
「序盤に突っ込みすぎた」
「有馬でトップに立てる位置につけたかった」と反省するものの
９′４４″で力走し、３０位でした
トップとも３０秒差つきませんでした

２区

３０位でスタートしたものの
有馬が区間５位の９′２５″（区間１位とは４秒差）で爆走し
１４人ごぼう抜きして１６位に上がりました
通過１〜３位が区間３〜１位の状況でトップとの差を２秒詰めました
それでも
「去年の中央（県代表）を越えたかった･･･」
と悔しいコメントを残しました

３区・４区

井上と２年生の辻（和）は
前半は果敢に飛ばしたため
後半はスタミナ切れしてしまったせいか、少しバテてしまい
２９位まで後退してしまいました

５区

他の区間の選手が
３０ｍの高低差などによって県大会に比べてタイムを落としている中で
県大会では不調だった田中が、県大会での自らのタイムを上回り
区間１３位の好走で順位を３つ上げました

６区

アンカーの辻（優）は
２年生ながら県大会では有馬・石橋に次ぐ好成績でしたが
途中で右足を痛めてしまったこともあり
３１位でフィニッシュしました

	氏名	学年	区間タイム	区間順位	通過タイム	通過順位	前区比
１区	石橋安孝	３	９′４４″	３０	９′４４″	３０	-
２区	有馬昌明	３	９′２５″	５	１９′０９″	１６	↑１４
３区	井上浩平	３	１０′０５″	３２	２９′１４″	２５	↓９
４区	辻　和希	２	１０′１４″	３７	３９′２８″	２９	↓４
５区	田中正輝	３	１０′０２″	１３	４９′３０″	２６	↑３
６区	辻　　優	２	１０′１３″	３８	５９′４３″	３１	↓５

同じく３ｋｍのオープンレースでは
主将の谷（３年）が１０′３５″で４６位、
森藤（２年）が１０′４７″で８０位でした
故障で走ることが出来なかった大椿（３年）も
他の選手のサポートや応援に全力を尽くしたと思います
また
監督の松宮先生もチームのために頑張られたと思います
主将である谷は
「成績は納得いかない者が多いかもしれない。
でも今までやってきたこと、
みんなで努力してきたことはかけがえのないもので、
それは精いっぱい出せた」
「全部出し切れた」
とチームの全メンバーの気持ちを代弁して、
積極的に、目標に向かって突き進む気持ちを持ってレースが出来たことに
胸をはっていました

目標には届きませんでしたが
全国でチームとして走り切れたのは
チームの中にどんなに辛くても笑顔でいようとする、
強いメンバーがいたからこそだと思います
月曜日にはみんなでわいわい出迎えたいです

簡単な情報は「小浜第二中学校ブログ」にも載ってます
大会の模様は
１２／２７の９：００〜９：５５にＢＳ朝日で放送されたりするので
是非みてみてください

※この記事のラインより下は
多くが福井新聞・中日新聞・福井中体連・全中駅伝_などの情報で構成してあり
実際に見たり聞いたりしたものではないので
コメントなどには一部不正確な情報があるかもしれませんが
数値には間違いはありません。